AIオープンウェイト書簡の賛同者が77社に拡大、米議会での論戦が激化

7月24日の提言書はエヌビディア、マイクロソフト、メタの支持を受け、ジェンスン・フアン氏が中国のオープンウェイトAIモデルへの米国の拙速な規制に反対してマーク・ワーナー上院議員に働きかける中、SpaceXが新たに加わった。

要約

「Open Weights and U.S. AI Leadership」と題する公開書簡は、7月24日時点の25団体から77団体へと賛同者が拡大し、オープンウェイトおよびオープンソースのAIモデルを巡るワシントンでの論争は米議会に波及した。エヌビディアのCEOジェンスン・フアン氏は、米上院情報特別委員会の副委員長を務めるマーク・ワーナー上院議員と会談し、ワーナー議員は雇用、国家安全保障、データセンターについて協議する中で、フアン氏が「オープンソースモデルを強く支持している」と述べた。業界側の働きかけは、7月17日ごろに公開されたMoonshot AIのKimi K3のような中国製モデルがAI分野での米国の優位を縮める可能性があるとの懸念や、より安価で広く公開されている中国製モデルへの米国からのアクセスを制限すれば、米国のスタートアップや研究者が不利になるとの懸念を背景としている。

用語解説
  • オープンウェイトAIモデル: 学習済みパラメーターが公開され、他者がダウンロードして利用できるAIモデル。ただし、基盤コードや学習データのすべてが完全に公開されているとは限らない。
  • オープンソースモデル: 完全に公開されており、他者がダウンロードし、内容を調べ、カスタマイズできるAIモデル。
  • 情報特別委員会: 情報機関および国家安全保障に関する事項を監督する米上院の委員会。