
NU6.3によりOrchardは新たなシールド活動を停止し、代替プールを開設、移行を開始した。4万超のZECがIronwoodへ移動した一方、約360万ZECがなおOrchardに残った。
Zcashは7月28日、NU6.3を通じてブロック3,428,143でIronwoodのネットワークアップグレードを有効化し、Orchardのゼロ知識回路に重大な脆弱性が見つかったことを受け、Orchardを恒久的な出金専用モードに移行するとともに、代替のシールドプールを開設した。この脆弱性により、検知されない偽造ZECが理論上発行されるリスクがあった。すでに4万ZEC超がIronwoodへ移動しており、約360万ZECがOrchardに残って移行を待っている。Ironwoodは、Orchardからの引き出しを検証可能な預け入れ額までに制限するターンスタイル機構を採用しており、仮に余剰コインが存在しても新プールへ流入できない。研究者によれば、2,700超の定理にまたがるLeanによる機械検証済み証明により、示された暗号学的前提の下でIronwoodの残高整合性が形式的に検証された。ZECはアップグレード後に一時約9%下落して約460ドルとなった後、約475ドルまで持ち直した。