ストラテジー、STRC優先株を2500万ドルで買い戻しと報道

ストラテジー、STRC優先株を2500万ドルで買い戻しと報道

ストラテジーは株式売却で現金準備を37億5000万ドルに積み増し、5週連続でビットコインを購入しなかった一方、イーサリアム財務戦略企業のBitmineはETHの買い増しを継続した。

BTC
ETH

ファクトチェック
ストラテジーの公式Form 8-K(2026年7月27日)は、中核となる主張を直接確認している。7月20〜26日にSTRC優先株288,930株を2500万ドルで買い戻し、同週にビットコインの取得はなく、米ドル準備金は37億5000万ドル(5億2500万ドル増)となった。同社の公式プレスリリースも、37億5000万ドルの準備金と843,775 BTCの保有を独立に確認している。「3週連続でビットコインを買い増していない」との表現は継続中の購入停止を示すものであり、8-Kは直近週の取得がなく保有残高が不変だったことを確認している。プレマーケットでの株価上昇率(STRC +2%、MSTR +2.31%)だけは一次情報で確認できていないが、実質的な財務上の主張は全面的に裏付けられている。
要約

ストラテジーは7月20日から7月26日にかけて、STRC優先株288,930株を2500万ドルで買い戻した。一方で流動性の積み増しを続け、5週連続で追加のビットコイン購入を見送った。Emberによれば、同社は株式売却を通じて約5億2500万ドルを調達し、現金準備は約37億5000万ドルに達した。これは利払い費用の約25カ月分を賄える水準で、短期的に追加のビットコインを購入する可能性は低いとみられている。ストラテジーの保有量はなお843,775 BTCで、含み損は約13.9%だった。 イーサリアム財務戦略企業のBitmineも蓄積戦略を維持し、先週はETHを1枚当たり約1,897ドルで9,946 ETH購入し、購入額は約1887万ドルとなった。これによりBitmineの保有量は5,787,414 ETHとなり、含み損は約42.2%に達した。暗号資産の価格下落が、デジタル資産の積み増しを軸とする企業の財務戦略に強い圧力を及ぼし得ることが改めて示された。

用語解説
  • 優先株: 配当や一定の返済請求権で普通株より優先順位を持つことが一般的な株式の一種。
  • 含み損: 売却によって確定していない資産価値の下落。
  • 財務戦略: 資本配分の一環として、特定資産を貸借対照表上で保有する企業の方針。