AIPがIntelligrated買収を完了、TrewとTransnormを統合

統合後の倉庫自動化グループは2025年に10億ドル超の売上高を計上し、世界で3,700人超を雇用している。既存ブランド、製品、顧客サポート体制は維持する。

要約

American Industrial Partners(AIP)は、IntelligratedとTransnormを含むHoneywellの倉庫・ワークフローソリューション事業の買収を完了し、これらの事業をTrewと同一資本の下で統合して、より大規模な倉庫自動化組織を設立したと発表した。統合後の事業は2025年に10億ドル超の売上高を計上し、北米、南米、欧州、アジアで3,700人超を雇用している。 AIPによると、新組織はIntelligrated、Trew、Transnormを既存ブランドのまま継続運営し、顧客への混乱を避けるため、製品、サービス、契約、サポートチーム、顧客関係を維持する。小売、電子商取引、製造、流通、宅配事業向けに、システムインテグレーション、コンベヤー、仕分け、ロボティクス、自動倉庫・搬送システム、パレタイジング、ソフトウェア、制御、ライフサイクルサービスにまたがる幅広い製品群を提供するとしている。 統合組織の最高経営責任者(CEO)にはAlfred Rebelloが就任した。Rebelloは2022年にTrewの社長兼最高執行責任者(COO)を務めた後、2023年にCEOに就任した。それ以前には、2001年のIntelligrated創業後からHoneywellによる同社買収に至るまで、上級オペレーション責任者を歴任していた。Rebelloは、倉庫自動化需要の拡大を背景に、より広範な能力、より強力な執行力、イノベーションへの継続投資を実現することが今回の統合の狙いだと述べた。 今回の取引により、AIPの既存投資先であるTrewと、Honeywell傘下のIntelligratedおよびTransnorm事業が統合される。Rebelloによれば、この市場は業界調査で2030年代にかけて2桁成長が続くと広く予測されている。AIPは、統合会社について、より迅速な意思決定と重点的な投資を可能にする設計だとしており、今後数カ月にわたり顧客やパートナーと協議しながら、より長期的な運営モデルを策定していくとしている。

用語解説
  • 倉庫自動化: 倉庫における保管、フルフィルメント、マテリアルハンドリング業務を自動化するための技術やシステム。
  • 仕分け: 物品を自動で識別し、正しい仕向け先へ振り分ける装置およびソフトウェア。
  • 自動倉庫・搬送システム: 人の介入を最小限に抑えながら、商品を保管し取り出す機械化システム。