イーサリアム現物ETFが仮想通貨ファンド資金流入を主導、ビットコインETFは流出

イーサリアム現物ETFが仮想通貨ファンド資金流入を主導、ビットコインETFは流出

米国のイーサファンドは7月20〜24日の週に1億390万ドルを吸収し、その後の7日間でも37,959 ETHを追加した。一方、ビットコイン関連商品は週間実績が振るわず、その後は純流出となった。

BTC
ETH
SOL

ファクトチェック
複数の独立した情報源(BeInCrypto/Yahoo Finance、KuCoin/MarsBit、CryptoTimes)が、7月24日までの週における米国のイーサリアム現物ETFへの週間流入額が1億390万ドルだったこと、同額がビットコイン(約3379万ドル)および他のすべての仮想通貨ETFカテゴリーを上回ったこと、さらに3週連続の純流入となったことを確認している。CryptoTimesの7月28日付ブリーフは、7月27日に反落し(BTC・ETH ETFともに純流出)、一方で7日間ベースでは両者とも週間純流入を維持したと伝えており、この主張と正確に一致する。なお、1つの情報源(coinness)では7月27日のETH流入を小幅な1170万ドルのプラスと報告する軽微な不一致があるが、証拠の大勢は7月27日の流出と7日間ベースでのプラスという見方を支持している。
要約

米国の現物イーサETFは7月20〜24日の週に純流入1億390万ドルを記録し、他の仮想通貨ファンドカテゴリーを上回った。その後の資金フローデータでも、過去7日間でイーサリアムファンドが37,959 ETHを積み増した一方、ビットコインETFは3,170 BTC減少した。両時点でイーサリアム需要を主導したのはブラックロックのETHAで、ビットコインETFの弱さの主因もブラックロックのIBITであった。SoSoValueのその後の日次更新では、ビットコインとソラナが流出を記録する中でも、イーサリアムは7月27日と7月28日に純流入を維持しており、2大暗号資産の機関投資家需要の乖離が改めて示された。

用語解説
  • 現物イーサETF: デリバティブではなく、イーサを直接保有する上場投資信託。
  • 純流入: 解約・流出分を差し引いた後にファンドへ流入した資金または資産の額。
  • 財務戦略: 企業が資産をバランスシート上で保有するための計画。