
バイナンスが2026年6月に立ち上げた米国株のトークン化商品は、運用資産残高が5億ドルを突破し、銘柄数は46超に拡大した。Z世代や時間外取引の活発な需要も集めている。
バイナンスのトークン化株式商品「bStocks」は、2026年6月10日〜11日の立ち上げ以降、急速に拡大している。これによりBNBチェーン上のトークン化株式取引の累計は、2カ月足らずでオンチェーンのDEX(分散型取引所)出来高ベースで約70億500万ドルに達した。バイナンスは7月29日、bStocksの運用資産残高(AUM)が立ち上げから7週間で5億ドルを突破したと発表した。一方、Dune Analyticsを引用したその後の報告では、AUMは約5億9900万ドルとされ、約5億8900万ドルのxStocksを上回った。プラットフォーム上の銘柄数は当初の5銘柄から46超に増え、直近の週末だけで20億ドルの取引を記録した。バイナンスのデータによると、bStocks利用者の41.5%は同プラットフォーム上のトークン化証券を通じて伝統的金融への投資を始めた。Z世代はbStocks取引活動の44%を占める。さらに同社は、米国市場時間外におけるバイナンスの株式連動型取引高の58%をbStocksが占めるとしており、24時間アクセスへの需要の強さを示している。ただし、オンチェーン出来高は依然としてバイナンスの中央集権型取引所での活動の約30分の1にとどまる。