
原油価格の動きが変化する中、ユニリーバ、GSK、ドイツ銀行などの好決算が、ASML、バークレイズ、一部消費関連銘柄の弱さを打ち消し、地域指数はほぼ横ばいから小幅高となった。
欧州株は慎重な取引ながら総じて上昇した。新たな決算発表がテクノロジー株への圧力や、エネルギー・銀行株のまちまちな値動きを相殺したためである。報道によれば、STOXX Europe 600は0.1%から0.4%上昇し、Euro STOXX 50はほぼ横ばいから0.2%高の6,294となった。FTSE 100は0.9%上昇して10,800を上回り、2月27日の過去最高終値以来の高値を付けた。ユニリーバは予想を上回る決算と見通し引き上げを受けて8%超上昇し、GSKは市場予想を上回る業績とコスト削減計画を受けて約4%上げた。ドイツ銀行は利益が10%増加したことを受けて4.3%上昇し、このほかLVMH、Eni、メルセデス・ベンツ、サフラン、オレンジ、ポルシェも上昇した。下落を主導したのはASMLで、AI関連支出への懸念や中国の半導体製造装置競争激化を背景に半導体株が売られ、約2.5%~3%下落した。バークレイズは第2四半期の投資銀行部門が好調で、通期収入目標の引き上げと10億ポンドの自社株買いを発表したにもかかわらず、約5.6%~6%下落した。エルメスとダノンも決算発表後に下落した。