Virtuals ProtocolがHyperboostを開始、新規卒業トークンに14日間の報酬

同システムは各新規トークンの未稼働供給の一部を日次のトレーダー報酬とクリエーター報酬に振り向けるが、初期事例では卒業後の大幅下落がなお見られ、インセンティブの質を巡る懸念も浮上した。

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要約

Virtuals Protocolは7月27日、16:00 UTC以降に卒業するすべてのトークンを対象に、未稼働トークン供給のうち一定割合をトレーダーとコンテンツ制作者向けの日次インセンティブに再配分する、自動14日間報酬プログラム「Hyperboost」を導入した。配分されたプールの14分の1が毎日分配され、トレーダー報酬は日次取引高、クリエーター報酬は当該トークンに関するコンテンツ投稿とソーシャル上のエンゲージメントに連動する。 この機能は卒業プロセスに直接組み込まれており、オプトイン、申請、ガバナンス投票は不要である。プロトコルのネイティブトークンである$VIRTUALはHyperboostの報酬計算から除外され、報酬原資は各トークン自身の供給から賄われる。 今回の展開は、プラットフォーム上で多くのトークンが卒業後24時間以内に取引高のピークを付け、その後に活動が急減するという典型的な立ち上がりパターンへの対応を狙ったものだ。だが、AMARA、MAGE、GTRなどの初期事例ではなお卒業後の急落が確認され、コミュニティでは、こうした設計がウォッシュトレードを助長し得るかどうかや、コンテンツ報酬の算定方法が不明確である点に批判が集まった。その結果、Hyperboostが持続的なエンゲージメントを生み出せるのか、それとも通常の減速を先送りするにとどまるのかは、なお不透明である。

用語解説
  • ウォッシュトレード: 出来高や活動を水増しするための人為的な取引。
  • $VIRTUAL: Virtuals Protocolのネイティブトークン。