AIインフラ需要に結び付く相互接続およびコロケーション資産への投資家需要が引き続き強く、実現すればこの取引は2026年のデータセンター取引として最大級の一つとなる可能性がある。
TPGは、Macquarie Asset ManagementからNetrality Data Centersを買収することで独占交渉に入っており、同社の評価額は20億ドルから30億ドルとなる可能性がある。取引は早ければ2026年秋にも完了する可能性がある。今回の協議は、データセンター資産、とりわけネットワークトラフィックやAI関連の計算負荷を支えるコロケーション施設や相互接続施設に対する投資家需要が根強いことを浮き彫りにしている。 2019年9月にMacquarieがAbrams Capital Managementから過半数株式を取得したNetralityは、北米で18施設を運営し、総床面積は330万平方フィート、容量は100メガワット超に上る。同社は、米国における基幹ネットワーク相互接続拠点の非公開企業として最大の運営会社だとしている。2025年7月には6億500万ドルの資金調達も実施しており、事業売却の可能性に向けた布石となった。 今回の買収案は、データセンター業界全体で広がる大型取引の波に加わることになる。DataBankやEdgeCoreといった資産も、デジタルインフラ需要の高まりに伴って評価額が上昇するなか、投資家の強い関心を集めている。