フィリップス、第2四半期の既存事業売上高が4%増、EBITAとキャッシュフロー見通しを引き上げ

フィリップスは第2四半期売上高が44億ユーロに増加し、売上高と利益率でアナリスト予想を上回った。通期の利益とキャッシュフロー見通しの引き上げには、米国の関税還付が反映されている。

要約

フィリップスは第2四半期の既存事業売上高が4%増の44億ユーロとなり、アナリスト予想を上回った。調整後EBITA利益率は16.4%と市場予想を大きく上回り、米国の関税還付が追い風となった。売上高の40%超を北米で稼ぐオランダのヘルステクノロジー企業である同社は、通期の調整後EBITA利益率見通しを従来の12.5%〜13.0%から13.5%〜14.0%に引き上げ、フリーキャッシュフロー見通しも13億〜15億ユーロから15億〜17億ユーロに上方修正した。更新後の見通しには米国の関税還付による約1%の押し上げ効果が含まれ、第2四半期の利益率には4.2%の還付効果が含まれた。ロイ・ヤコブス最高経営責任者(CEO)は、同社が四半期中に米国の関税還付手続きをおおむね完了し、インフレやより広範なマクロ経済環境への対応を継続していると述べた。

用語解説
  • 調整後EBITA: 利払い前・税引き前・償却前利益を特定項目で調整し、基礎的な事業収益力を示す指標。
  • フリーキャッシュフロー: 営業費用と設備投資を差し引いた後に企業が生み出す現金。
  • 既存事業売上高成長率: 為替変動や事業ポートフォリオの変化などを除き、同一条件で測定した売上高の伸び。