フォートレア、2026年通期見通しを引き上げ 第2四半期の調整後EBITDAは5870万ドルに増加

この受託研究機関は、四半期売上高6億7820万ドル、4四半期連続で1.0倍超のブック・トゥ・ビル比率、GAAPベースの純損失計上にもかかわらず改善した調整後利益指標を示した。

要約

フォートレアが発表した2026年第2四半期決算では、前年同期比で売上高が減少した一方、基礎的な収益性の改善が続き、通期見通しを引き上げた。受託研究機関である同社の6月30日までの3カ月間の売上高は6億7820万ドルと、前年同期の7億1030万ドルから減少した。一方、調整後EBITDAは5490万ドルから5870万ドルに増加し、調整後純利益は1760万ドル(希薄化後1株当たり0.19ドル)から2270万ドル(同0.23ドル)に拡大した。GAAPベースの純損失は1320万ドル(同0.14ドル)と、前年同期の3億7490万ドル(同4.14ドル)から縮小した。前年同期には非現金ののれん減損損失3億910万ドルが計上されていた。 2026年6月30日時点の受注残は78億ドルだった。四半期のブック・トゥ・ビル比率は1.06倍となり、4四半期連続で1.0倍を上回った。上期では、売上高が13億1470万ドル、調整後EBITDAが1億570万ドル、調整後純利益が3790万ドルとなった。GAAPベースの純損失は3680万ドルと、前年同期の9億3780万ドルから縮小した。2025年上期には7億9790万ドルののれん減損損失が含まれていた。 フォートレアは2026年通期見通しを、売上高26億2000万〜26億9000万ドル、調整後EBITDA2億500万〜2億2000万ドルに引き上げた。第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは2890万ドル、フリーキャッシュフローは1990万ドルだった。アンシュル・タクラーCEOは、今回の結果は事業全体にわたる規律ある執行を反映したものであり、商業面の実行、オペレーショナル・エクセレンス、財務規律を柱とするフォートレアの戦略への自信を示すものだと述べた。

用語解説
  • ブック・トゥ・ビル比率: 一定期間に獲得した新規受注と計上した売上高を比較する指標で、1.0倍超は受注残の拡大を示す場合がある。
  • 調整後EBITDA: 利息、税金、減価償却費、償却費、一時的な費用項目などを除外した非GAAPベースの利益指標。
  • フリーキャッシュフロー: 営業活動で生み出したキャッシュから設備投資を差し引いたもので、財務の柔軟性を測る指標として用いられる。