議決権行使助言会社は、Octagon Credit InvestorsをRockford Tower Asset Managementに交代させる取締役会の業績面の根拠について、適切なベンチマークに裏付けられていないと指摘し、ガバナンス上の懸念も示した。
イーガン・ジョーンズは、XAI Floating Rate & Alternative Income Trustの株主に対し、2026年7月30日の臨時株主総会で、Octagon Credit InvestorsをKing Street Capital Management傘下のRockford Tower Asset Managementに交代させる提案に反対票を投じるよう推奨した。議決権行使助言会社である同社は、取締役会が示した中心的な業績不振の論拠はMorningstar LSTA US Leveraged Loan 100 Indexに依拠しているが、このファンドはローン、CLO debt、CLO equity、レバレッジにまたがって配分しているため、同指数はXFLTの戦略に適合していないと指摘した。ファンドが開示した配分に沿った複合ベンチマークを用いると、業績の見え方は大きく異なるという。 報告書はガバナンス面の問題も提起した。ファンド全体の運用報酬は変わらない一方、提案された新体制ではアドバイザーの取り分が増えるとした。さらに、不適切な動機の証拠ではないものの、取締役会とアドバイザーの関係性は一段の精査に値すると指摘した。イーガン・ジョーンズはまた、Rockford Towerを選定したとする取締役会の説明にも疑義を呈し、より広範なプラットフォームや欧州CLO市場へのアクセスへの言及は、現行のサブアドバイザーを交代させる根拠として不十分であり、経営陣も実質的に評価した代替候補が何社あったかを明確に説明できなかったとした。 今回の推奨により、これまでBulldog Investors, LLPが示していた支持とは反対の立場が加わった。Bulldogは、ファンド側との協議を経て、株主が保有株式の少なくとも一部をNAVに近い価格で現金化できる1回以上の機会が提供される見通しとなったことから、31万株の保有分について賛成票を投じるとしていた。イーガン・ジョーンズは、サブアドバイザリー契約の承認を条件とする2026年7月27日の公開買付け発表や、Bulldogが2年間のスタンドスティル条項の下で同提案に賛成票を投じることで合意したことは、同社の見解を変えるものではないとした。公開買付けはサブアドバイザーの選定に関する証拠ではなく、取締役会とアドバイザーの判断事項だとしつつ、株主は流動性機会を今回の採決に連動させた取締役会の判断を考慮する余地があると述べた。