SpaceX株が下落、8月6日のロックアップ解除と初の決算発表を前に

SpaceX株が下落、8月6日のロックアップ解除と初の決算発表を前に

投資家が新たに最大9億1150万株の売却可能化、8月4日の決算発表、AI関連収益の持続性を巡る疑問を見極める中、株価は6月高値から大きく下落している。

ファクトチェック
この主張を構成する各要素は裏付けられている。SpaceX自身のIRリリースは、2026年8月4日の初回決算発表を確認している。CNBCとYahoo Financeの2本の記事は、最大9億1150万株の新たに売却可能となる株式が放出される8月6日のロックアップ解除期限を確認している。複数の情報源は、こうした懸念を背景に株価が6月の高値(約225.64ドル)から急落したことを確認している。NPRとSEC(証券取引委員会)へのS-1届出書は、これらの出来事を可能にした、ティッカーシンボルSPCXでの2026年6月のIPOを示している。AI関連収益の持続性への懸念(解約条項付きのAnthropic/Alphabetの賃貸契約)については、クレイマーの報道で言及されている。
要約

SpaceX株は一段安となり113.50ドルで取引を終え、6月のピークからの下落基調が続いた。投資家は、同社の新規株式公開後初となる8月4日の決算発表と、最大9億1150万株が売却可能になる可能性のある8月6日のロックアップ解除を控え、身構えている。オプション取引では、プレミアムベースで防御的なポジションがみられた一方、中立から強気の大口取引も一部確認された。ジム・クレイマー氏は、株式供給の増加が株価の重荷になり得るとして、ロックアップ解除後まで投資家は待つべきだと促した。また、AnthropicとAlphabetとの主要な計算能力提供契約は90日前の通知で解除可能であるため、SpaceXのAI関連収益の予見可能性にも疑問を呈した。Prosper Trading Academyのチャールズ・ムーン氏は、ウォール街は資本支出を理由にAI銘柄を売り込んでおり、ロックアップ解除の影響は懸念されるほど深刻ではない可能性があるものの、株価の支援材料にはならないと述べた。

用語解説
  • ロックアップ解除: IPO後にインサイダーや初期投資家による株式売却を制限する規制が終了すること。
  • 浮動株: 公開市場で売買可能な企業の株式。
  • プットスプレッド: 2つのプットポジションを組み合わせるオプション戦略で、限定的な弱気または中立の見方を示すためによく用いられる。