英小売協会(BRC)は、夏季販促やスーパーの値引きが半導体や製造コストの上昇を相殺し、食品・非食品ともに価格上昇が鈍化したとした。
英国の小売店物価上昇率は2026年7月に前年同月比0.9%となり、市場予想の1.2%上昇を下回り、2025年12月以来の低い伸びとなった。6月の1.2%からも鈍化した。小売業者が夏季販促やスーパーの値引きを活用し、価格上昇を抑えたためである。食品インフレ率は2.4%から2.2%に鈍化し、2025年2月以来の低水準となった。非食品インフレ率も0.6%から0.2%に低下した。小売店物価は前月比では0.1%下落した。英小売協会(BRC)によると、男子サッカーのワールドカップ開催中や季節商戦で、酒類、スナック、衣料品、履物の値引きが拡大した。BRCのヘレン・ディキンソン最高経営責任者(CEO)は、運営コストの上昇が続く中でも、激しい競争が依然として小売業者の値上げ余地を抑えていると述べた。