
米連邦準備制度が金利を据え置いたことを受け、円は1ドル=163.37〜163.47円まで上昇した。一方、エネルギー安全保障リスクや日銀政策への思惑が、アジア通貨全般の値動きを限定した。
米連邦準備制度が9対3で金利据え置きを決めたことを受け、アジア通貨は対ドルで総じて小動きとなった。ただ、追加の米利上げ観測が後退したことで、ニューヨーク市場で円は1ドル=163.37〜163.47円まで上昇した。ユーロも対ドルで小幅高となった一方、市場では今後のFRB利下げを巡る強弱入り交じるシグナルに加え、日銀の今後の政策判断や、解決していないホルムズ海峡とイランを巡るエネルギーリスクが意識された。アナリストは、これらの要因が引き続きドルの支援材料となり、域内通貨の上昇を抑える可能性があると指摘した。