KalshiのSpotify市場紛争、詐欺警告後の清算で深刻化

トレーダーのCaleb Davies氏は、Malcolm Toddの「Earrings」に不正操作された再生数の疑いがあるとして支払いの延期を求めた数分後に、Kalshiが332万917ドル規模のSpotify市場を清算したと述べた。Spotifyはその後、同曲の再生回数を52万3000回削減した。

要約

Kalshiは、トレーダーのCaleb Davies氏が基礎となるチャートデータが操作された可能性を警告し、審査完了まで支払いの延期を求めた直後、取引高332万917ドルの6月のSpotify予測市場を清算した。争点となったのはMalcolm Toddの「Earrings」で、同曲は6月29日のSpotify米国デイリーチャートで1位に達したが、その後Spotifyが累計再生回数から52万3000回を削除した。Davies氏によれば、この修正が反映されれば同日の順位は4位に下がっていたという。Kalshiは、当該活動が自然なものだったかを確認できるのはSpotifyだけだとしており、清算の取り消しや補償の発表はしていない一方で、Spotifyと連絡を取りつつ積極的に調査を進めているとしている。

用語解説
  • 予測市場: トレーダーが事象の結果に賭ける市場。
  • 建玉: 市場に残る未決済ポジションの総量。
  • CFTC(商品先物取引委員会): 米国のデリバティブ規制当局で、取引所に対し、信頼性が高く不正操作に強い清算データの情報源を用いるよう警告している。