
半導体主力株が市場全体の下げを主導するなか、KOSPIとKOSDAQの両市場で2営業日連続してレベル1サーキットブレーカーが発動した。韓国で両市場が連続して同時停止するのは初めてである。
韓国株式市場は7月29日、再び急速な売りに見舞われ、KOSPIとKOSDAQはいずれも取引時間中に8%超下落し、2営業日連続でレベル1サーキットブレーカーが発動した。両市場での同時停止が2日連続で起きたのは韓国史上初めてとされ、投資家心理の極度の悪化と、安定化策が売買の沈静化につながっていないことを浮き彫りにした。 韓国取引所によると、KOSPIの売買停止は現地時間午後12時32分32秒、指標が492.10ポイント(8.17%)安の5,531.56まで下落した時点で発動した。KOSDAQはこれに先立ち、56.85ポイント(8.05%)安の649.00となった午後12時19分12秒に発動した。レベル1サーキットブレーカーは、指数が前日終値比で8%超下落した状態が1分間続いた場合に適用され、20分間の売買停止後、10分間の単一価格による板寄せを経て取引が再開される。 取引再開後も売りは一段と強まった。午後1時30分時点でKOSPIは727.66ポイント(12.08%)安の5,296、KOSDAQは73.39ポイント(10.40%)安の632.46となった。再度の急落を受け、韓国ではこれまで一度も発動されたことのないレベル2サーキットブレーカーへの警戒が強まった。この仕組みは、前日終値比15%超の下落に加え、レベル1発動水準をさらに1%下回る状態が1分間続いた場合に発動する。 大型半導体株が今回の全面安の中心となり、サムスン電子は8%超安、SKハイニックスは12%超安となった。KOSPIでは機関投資家が1兆9700億ウォンの売り越しで最大の売り手となり、個人と海外投資家も売り越した。KOSDAQでは海外投資家が買い越したものの、個人の売りがそれを上回った。値下がり銘柄数は両市場で圧倒的多数を占め、特定業種に限らない全面的な売りを示した。