ZuriQ、量子チップアーキテクチャ向けに2550万ドルのシード調達を完了

ETHチューリヒ発のスピンアウトである同社は7月28日、イオントラップベースの設計により既存手法より高い拡張性を目指し、量子コンピューティングシステム拡大における主要な障害の克服を狙うとした。

要約

ETHチューリヒ発のスピンアウトであるZuriQは7月28日、2550万ドルのシードラウンドを完了したと発表した。同スタートアップはイオントラップ技術に基づく新たな量子チップアーキテクチャを開発しており、既存手法より高い拡張性を実現できるとしている。量子コンピューティングにおける中核的なボトルネックである、複雑性を急激に増大させることなくハードウェアを拡張する課題の解決を狙う。今回の資金は、同社がプラットフォームを実用可能な製品へと転換する取り組みを進める中で、研究開発の強化、人員拡大、商業化に充てられる予定である。

用語解説
  • 量子チップアーキテクチャ: 量子コンピューティングのハードウェアを構築し、構成するための基盤となる設計手法。
  • イオントラップベースの設計: 閉じ込めたイオンを量子ビット(qubit)として用いる量子コンピューティング手法。
  • シードラウンド: 初期の開発と成長資金を確保するためのスタートアップの初期段階の資金調達。