
日銀は政策金利を1%に据え置く見通しで、投資家は更新される見通しや円安に起因するインフレリスク、2年物国債入札の低調な需要を手掛かりに追加引き締めの有無を見極めている。
日銀は2日間の会合後、政策金利を1%に据え置くとの見方が大勢である。投資家の焦点は、植田和男総裁や更新される見通しが年内の追加利上げを示唆するかどうかに移っている。日本の債券市場にも注目が集まっており、2年物国債入札では需要が平均を下回った。トレーダーが日銀の一段の引き締めを織り込んだためで、イールドカーブの短期ゾーンへの圧力の強まりが浮き彫りとなった。アナリストは、据え置きは必ずしも引き締め局面の終了を意味しないと指摘しており、円安やインフレ圧力、債券市場での織り込みが、さらなる正常化観測を支えている。