リジェネロン、試験開示を巡る証券集団訴訟に直面 株価9.8%下落後

2社目の株主側法律事務所であるRobbins LLPが、第3相Fianlimab-Libtayoメラノーマ試験に関する請求と、2026年9月14日の主任原告申立期限について投資家に注意喚起している。

要約

リジェネロン・ファーマシューティカルズは、進行メラノーマを対象とする第3相Fianlimab-Libtayo臨床試験の実現可能性と見通しについて投資家に誤解を与えたとして、証券詐欺の集団訴訟に直面している。提案されているクラスには、2025年8月1日から2026年5月15日までの間にリジェネロン証券を購入または取得した投資家が含まれ、主任原告への選任を求める期限は2026年9月14日である。 訴状によれば、リジェネロンは試験について前向きな説明を行う一方で、予備的な統計的前提に根本的な欠陥があったこと、Fianlimab-Libtayo治療群が標準治療に対して臨床的に有意な差別化を達成していなかったこと、主要評価項目である無増悪生存期間で統計的有意差を達成する可能性が低かったことを開示しなかったとされる。FianlimabはT細胞上のLAG-3免疫チェックポイント受容体を標的とするモノクローナル抗体で、進行メラノーマの一次治療としてLibtayoとの併用で評価されていた。 本件の基点となる開示は2026年に2件あった。4月29日、リジェネロンは第3相試験について、無増悪生存期間の解析対象となる患者数を拡大するよう修正したと発表し、株価は731.77ドルから686.36ドルへ6.2%下落した。5月15日の取引終了後、リジェネロンは第3相Fianlimab試験が無増悪生存期間の改善という主要評価項目で統計的有意差を達成できなかったと発表し、株価は5月18日までに698.25ドルから629.68ドルへ9.8%下落した。これに先立つ報道では、Hagens Bermanが本件請求の調査を進めているとされ、Robbins LLPは今回、同じ事案に関連する別個の投資家向け通知を出した。

用語解説
  • 無増悪生存期間: 患者が病勢悪化なく生存している期間を追跡する臨床試験の指標。
  • 統計的有意差: 試験結果が偶然ではなく実際の効果による可能性が高いかを評価する基準。
  • 主任原告: 証券訴訟で提案されたクラスを代表するよう裁判所が選任する投資家。