ペイパルのQ2売上高が86億8200万ドルに増加、事業立て直しが進展

ペイパルのQ2売上高が86億8200万ドルに増加、事業立て直しが進展

決済会社は第2四半期に売上高が5%増、決済総額が10%増となり市場予想を上回った。Venmoの拡大を強調し、通期の利益見通しを引き上げたほか、StripeとAdvent Internationalによる1株60.50ドルの買収提案を受けている。

PYUSD

要約

ペイパル(PayPal)は2026年第2四半期に市場予想を上回る決算を発表した。6月30日終了四半期の調整後1株利益は1.38ドルと、コンセンサス予想の1.28ドルを上回った。売上高は5%増の86億8200万ドル、決済総額は10%増の4864億ドルとなった。Venmoのサービス拡大が決済活動を押し上げたと説明したほか、潤沢なフリーキャッシュフローを強調し、四半期中に15億ドル相当の自社株を買い戻した。今後は60億ドルの自社株買いを計画している。ペイパルは通期の非GAAP利益見通しも引き上げた。こうした決算発表の一方で、同社はStripeとAdvent Internationalによる共同買収提案も検討している。提案は現金で1株60.50ドル、企業価値を530億ドル超と評価する内容である。別途、ペイパルはドル連動型ステーブルコインPYUSDの展開も拡大しており、2026年3月時点で約70市場に達し、2026年7月にはポリゴンとの統合を追加した。

用語解説
  • PYUSDステーブルコイン: 対応する仮想通貨ネットワーク上での決済や送金向けに設計された、ペイパルのドル連動型デジタルトークン。
  • 決済総額: 処理された決済の総額。
  • フリーキャッシュフロー: 営業費用と資本的支出を差し引いた後に残る現金。