同社は米国、日本、台湾で90人の患者登録を完了し、2027年1-3月期のトップラインデータ公表を見込む。あわせてアウトライセンス協議を進めるとともに、グローバル第3相試験を計画している。
Dasher Neuroscience Holdings Inc.は、承認済みの疾患修飾療法が存在しない希少かつ致死性の神経変性疾患である多系統萎縮症(MSA)を対象としたYA-101のグローバル多施設第2相試験で、患者登録を完了したと発表した。試験では米国、日本、台湾の施設で90人を登録し、トップラインの臨床データは2027年1-3月期に公表される見通しである。同社は、MSAに対するファーストインクラス治療としてYA-101の商業化の可能性を加速させるため、グローバルなアウトライセンス提携を模索するとともに、グローバル多施設第3相試験の準備も進めている。YA-101は新規化学物質(New Chemical Entity)であり、D-アミノ酸オキシダーゼ阻害薬(DAO酵素を標的とする薬剤クラス)とされる。Dasher Neuroscienceによれば、この候補薬は米食品医薬品局(FDA)からファストトラック指定を、米国、日本、欧州連合の規制当局からオーファンドラッグ指定を受けている。