Visa、従業員の7%を削減し約2,600人を解雇

Visa、従業員の7%を削減し約2,600人を解雇

決済大手は四半期売上高の増加を報告し、消費者・企業支出の底堅さが続いたと説明した。一方で、技術部門とプロダクト運営部門を中心に人員削減を進め、越境決済、企業送金、ステーブルコイン、事業拡大への再投資に注力する方針である。

ファクトチェック
Bloombergの元報道は、Visaが約2,600人の人員削減を実施することを確認しており、これは従業員全体の約7%に当たり、見出しの主張と完全に一致する。Crypto Briefingも、この人員削減の規模と、消費者向け決済、マネームーブメント、ならびにステーブルコイン、越境決済、B2B製品を含む付加価値サービスへ軸足を移すという戦略的理由の双方を裏付けており、主張の内容を正確になぞっている。両ソースは、この削減がライアン・マキナニーCEOの効率化推進策によるものであり、社内メモで伝えられたとしている。
    参考12
要約

Visaは、消費者と企業の支出の底堅さに支えられて四半期売上高が増加する中、従業員の約7%に当たる約2,600人を削減する計画である。人員削減は主に技術部門とプロダクト運営部門に集中し、同社は事業運営の効率化を進めるとともに、富裕層顧客、越境決済、企業送金、ステーブルコイン、地域拡大などの成長分野に資源を振り向ける。ライアン・マキナニー最高経営責任者は、人工知能がVisaにおける業務遂行の在り方を形作る一助になっていると述べた。事情を直接知る関係者によれば、AIは今回の人員削減の重要な要因だったが、唯一の要因ではないという。

用語解説
  • ステーブルコイン: 米ドルなどの法定通貨に連動させることで、価値を安定的に保つよう設計されたデジタルトークン。
  • 越境決済: 国と国の間で行われる送金。決済企業が、より速い決済完了と摩擦の少ない処理を目指す分野である。
  • 企業送金: 企業が送る支払いで、通常は消費者利用ではなく商業活動を目的として、企業間または国境を越えて行われるもの。