
初めて住宅を購入する層向け物件の供給不足が価格を下支えし、4月の2.0%から年率の伸びは2.2%に加速した一方、住宅ローン金利の上昇で購入負担は重くなった。
ファニーメイとフレディマックが裏付ける米国の一戸建て住宅価格は、2026年5月に4月の0.1%下落から反転して0.3%上昇し、前年比の伸び率も2.0%から2.2%に加速した。反発の背景には、売り物件となる中古住宅、特に初回購入者向けの入門価格帯住宅の不足が続き、価格を支えたことがある。地域別の動きにはなおばらつきがあり、月次では東南中部と山岳部門の上昇が最も大きかった一方、太平洋岸と東北中部門は下落した。太平洋岸は前年比でも唯一の下落地域で、1年前比0.3%低下した。住宅ローン金利の上昇は購入可能性への圧力を強めており、フレディマックのデータによると、30年固定型住宅ローンの平均金利は先週6.58%と11カ月ぶりの高水準に達し、2月下旬以降で60ベーシスポイント上昇した。