ヒルトン、2026年Q2は市場予想上回るも株価下落

ホテル運営会社は調整後EPSが2.29ドル、売上高が33億4000万ドルだったと報告し、2026年の為替中立ベースのRevPAR成長率見通しを3%〜3.5%に引き上げたが、投資家は地域別の弱さと第4四半期の軟調な事業環境を重視した。

要約

ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスは2026年第2四半期決算で堅調な業績を示し、売上高も市場予想をわずかに上回った。調整後EPSは2.29ドル、売上高は前年同期比6.5%増の33億4000万ドルだった。米国、カナダ、メキシコの3カ国共催で最近閉幕したFIFAワールドカップに伴う観光需要の強まりと価格上昇を追い風に、通期の為替中立ベースのRevPAR見通しを従来の2%〜3%から3%〜3.5%へ引き上げた。それでも、投資家は需要のばらつきを見極める姿勢を強め、中東・アフリカでRevPARが29.5%減少したことや、経営陣が暦要因と米中間選挙により第4四半期業績が圧迫される可能性を警告したことを受け、ヒルトン株は約3.4%下落した。

用語解説
  • RevPAR: 販売可能客室当たり売上高。客室稼働率と客室単価を組み合わせたホテル業界の指標である。
  • adjusted EBITDA: 一部の非現金項目や本業以外の項目を除外した利益指標。