
AI投資を巡る懸念がマイクロソフトの決算でいくぶん和らぎ、2日続いた急落後に半導体株は持ち直した。一方、メタは弱い見通しを受けて下落し、米連邦準備制度が金利を据え置いた後も米国債利回りは高止まりした。
フィラデルフィア半導体指数は2営業日にわたる売りに見舞われた後、木曜日に半導体株が反発した。市場予想を上回るマイクロソフトの決算が米国株を押し上げ、巨額のAI投資に対する短期的な回収への懸念をいくぶん和らげたためである。これに先立つ下落は、3.50%-3.75%での米連邦準備制度による異例に意見が割れた金利据え置き、米国債利回りの上昇、米国とイランの緊張に伴う原油価格の変動、そして半導体・AI関連株への広範な売り圧力が要因だった。木曜日にはナスダック100が1.5%上昇し、S&P500とダウ平均も0.5%超上昇した。マイクロソフトはAzure売上高が43%増加し、市場予想を上回らない設備投資計画を示したことを受けて約12%上昇した一方、メタは弱いガイダンスとAI収益化への継続的な懸念から約10%下落した。長期の米国債利回りは高止まりし、投資家は6月のPCEインフレ指標に加え、アップルとアマゾンの決算を見極めていた。