AIMに注力するベンチャー・キャピタル・トラストは、6月30日までの3カ月間で1株当たりの未監査NAVが1.75ペンス上昇し、7月24日時点では配当込みで32.61ペンスまで一段高となったと明らかにした。
ハーグリーブ・ヘイルAIM VCT plcは、2026年6月30日時点の1株当たり未監査NAVが配当込みベースで32.37ペンスとなり、3カ月前の30.62ペンスから上昇して、総リターンは5.72%となったと発表した。適格投資が1株当たり1.49ペンス、非適格投資が1株当たり0.45ペンス、それぞれ四半期の寄与となった。 同社によると、英国の政治的不透明感や国内景気指標の弱さ、米国とイランの短期休戦後に再燃した中東情勢の緊張にもかかわらず、期間中に受け取ったポートフォリオ更新情報の82%は想定通り、または想定を上回った。AIMの期間リターンは6.52%だった。 適格保有銘柄では、北米の大口エネルギー顧客から180万ポンドの追加受注を発表し、増収と収益性改善も示したHardideが最も大きなプラス寄与となった。Eagle EyeとAbingdon Healthもプラスに寄与した。一方、Skillcast、PCI Pal、Equipmakeはマイナス寄与銘柄として挙げられたが、いずれも事業面の進展や期末後の更新情報を報告した。 非適格投資では、IFSL Marlborough UK Micro-Cap Growth FundとIFSL Marlborough Special Situations Fundが99万ポンド上昇したほか、直接株式投資が45万ポンド、債券ポートフォリオが25万ポンドのリターンを計上した。TP ICAPとHollywood Bowlが主なプラス寄与銘柄で、大きなマイナス寄与銘柄はなかったという。 VCTは期間末時点で、HMRCの投資基準に基づき89.42%を投資済みとしていた。Eden Research、Ixico、Rosslyn Data Technologiesへの追加投資を通じて、適格企業に330万ポンドを投じた一方、Abingdon Healthの保有比率を引き下げ、CellBx、Everyman Media Group、Idox、Faron Pharmaからは全て退出した。四半期中には自社株290万株を1株平均31.06ペンスで買い戻した。 期末後には、2026年7月24日時点の1株当たり未監査NAVが配当込みベースで32.61ペンスに上昇し、6月30日比で0.74%上昇した。これとは別に、7月24日時点の権利落ち後NAVは31.91ペンスで、6月26日時点の株主に対し7月31日に支払予定の中間配当0.70ペンスを除外していると、同社は従来開示していた。