
同取引所による全社的なロイヤルティー施策は、単純な手数料割引を超えるユーザー維持強化を目指し、取引やその他サービスの報酬連携を図るものである。
Bybitは、取引、資産運用、決済、インタラクティブなタスクにまたがるインセンティブを統合する全社的な報酬プログラム「Bybit Galaxy」を開始したと発表した。ユーザーは取引、借り入れ、入金、支出、ステーキングなどの活動を通じてGalaxy Pointsを獲得でき、Galaxyページを訪問すれば別途登録は不要である。ポイントは公表済みのReward Poolsでのみ交換可能で、各プールでは報酬価値が事前に示され、必要ポイントのしきい値はプールごとに動的に設定される。Bybitはこのプログラムを、主として取引高に依存した報酬モデルから、Earn、法定通貨サービス、トークン化された伝統金融商品を含む幅広いプロダクトへの参加を促す仕組みへの転換と位置付けた。今回の導入により、Galaxyは現物とデリバティブを横断する統合ロイヤルティー基盤として位置付けられ、Bybitのより広範な製品群にまたがる報酬連携も視野に入る。中央集権型取引所が競合や分散型取引プラットフォームからの圧力を受ける中、より深いユーザー維持を目指す動きである。同日、Bybitは定期的なトークン審査プロセスの一環として、現物市場からXTER、SCA、TOKEN、HPOS10I、PUMPBTC、AFC、INTER、XAVA、AOの9銘柄を上場廃止すると発表した。これらの動きは、Bybitが前日にCNBCの「World's Top Fintech Companies 2026」のデジタル資産部門に選出されたことに続くもので、さらにFortuneの初回「Crypto 100」のCeFi部門に含まれた後の展開でもある。Bybitは世界で8000万人超のユーザーにサービスを提供しており、UAE証券商品庁からVirtual Asset Platform Operatorライセンスを取得しているほか、欧州連合の事業体はオーストリア金融市場庁が付与したMarkets in Crypto-Assets Regulationライセンスの下で運営されていると説明した。