
イーサリアム共同創業者はDiamond iOについて、BGG+14を修正し、属性ベース暗号の内部に完全準同型暗号を入れ子状に組み込むことで、従来の非現実的な設計より実現可能性を高める初期段階のプログラム難読化手法だと説明した。
イーサリアム共同創業者のヴィタリック・ブテリンは、識別不能難読化をより実用的にすることを目的としたプログラム難読化手法「Diamond iO」を説明する技術記事を公表した。同氏によれば、この設計は、計算負荷が極めて大きく、実行に宇宙の寿命を超える時間を要するとみなされていた従来の保守的な方式を改良したものだという。7月29日の報告によれば、Diamond iOはBGG+14の属性ベース暗号方式を修正し、3つの中核的な仕組みによって、属性ベース暗号の内部に完全準同型暗号を入れ子状に組み込む。ブテリンは、これにより実行時間は宇宙の寿命を超える水準から、もはや絶対的に不可能ではない段階まで短縮されると述べる一方、この研究はなお初期段階にあり、All-Product LWEやEvasive LWEを含む未検証の仮定に依存していると注意を促した。