
フォードは第2四半期決算が市場予想を上回ったことを受け、利益とフリーキャッシュフローの見通しを引き上げた。一方で、米販売の低迷による減収と一時費用の計上で最終赤字となった。
フォード・モーターは、第2四半期の調整後EPSが売上高483億ドルで0.42ドルとなり、アナリスト予想を上回ったことを受け、通期の調整後EBIT見通しを従来の85億-105億ドルから100億-110億ドルへ引き上げた。自動車大手の同社は、調整後フリーキャッシュフロー見通しも従来の50億-60億ドルから60億-70億ドルへ引き上げた。これには、トランプ大統領時代の関税払い戻しによる5億ドルの現金回収見込みが含まれる。一方、設備投資見通しは95億-105億ドルで据え置いた。売上高は米販売の減少が響き前年同期比1.91%減となり、SK Onとの合弁会社BlueOval SKの持ち分処分に伴う主として非現金の36億ドルの費用と、既公表のEVプログラム中止に関連する5億ドルの費用により、13億ドルの純損失を計上した。経営陣は、トラック、オフロード車、ハイブリッド車、ピックアップ、SUVの堅調な価格設定力と需要が、関税やコモディティー圧力を相殺したとしたが、Ford Proの利益はアルミニウム供給のボトルネックで圧迫され、Model eでは通期で約40億ドルの損失を引き続き見込んでいるとした。