イラン政府当局者は革命防衛隊や外務次官を含め、米国の圧力と外国海軍の活動が再開を妨げているとし、英国とフランスの機雷除去艦が標的になり得ると警告した。
イランはホルムズ海峡を巡る姿勢を一段と強硬化させ、この水路は戦前の状態には戻らず、米国の脅しと干渉が続く限り再開できないと表明した。イランの外務次官は、船舶にホルムズ海峡南側の航路の利用を認めれば、同海峡に対するイランの主権は幻になると述べた。一方、イスラム革命防衛隊(IRGC)は、同海峡は同隊海軍の確固たる統制下にあり、いかなる域外勢力の干渉も許さないとした。IRGCはまた、米軍機に促されたとされる2隻の石油タンカーが夜間、ホルムズ海峡南側の危険な航路を通ろうとしたが、1隻で大規模火災が発生したため引き返したと主張した。さらにイランは、同海峡で機雷除去のため英仏の軍艦が展開すれば、それらの艦船は正当な攻撃対象になると警告した。これらの発言は、中東の米軍に対するミサイル攻撃未遂への対応として、米軍がイランに大規模な攻撃を実施したとする米中央軍(CENTCOM)の声明を受けたもので、戦略的要衝を巡る海運とエネルギー市場のリスクがなお続いていることを浮き彫りにした。