Ekinops、26年上期売上高は2%増 通期目標を維持

光ネットワークの勢いと経常収益の拡大が上期売上高を下支えした一方、Bridge計画への投資、Chimere買収、新たなERP導入が収益性の重荷となった。もっとも、下期には加速が見込まれている。

要約

Ekinopsは2026年上期の売上高が5820万ユーロとなり、前年同期比2%増だったと発表した。通期では1桁台の増収目標を改めて維持した。Optical Networksの売上高は3%増となり、北米とフランスでの第2四半期の力強い勢いが寄与した。一方、Connectivity & SASE Networksは1%増加し、サイバーセキュリティは上期売上高の6%を占めた。2026年6月30日時点の年間経常収益(ARR)は1590万ユーロで、2025年12月31日時点から7%増加した。収益性は、Bridge戦略計画の遂行に向けて研究開発、営業、実行面の支出を拡大したことで悪化し、EBITDAは590万ユーロに低下、EBITDAマージンも前年の13.1%から10.1%に縮小した。Chimere買収関連費用と新たなグループERP導入費用の計上により、営業利益は180万ユーロの赤字となった。利用可能な現金は2300万ユーロ、純現金は50万ユーロのプラスを維持した。Ekinopsは、2026年下期に新たなDCIとソブリンSASE製品の開発や販売体制の拡充に伴い投資を加速させるとした。下期の成長は、堅調な受注パイプライン、北米での継続的な勢い、Proximusとの10年枠組み契約に基づく初期導入、年末の新DCIおよびSASEソリューションの初回納入に支えられる見通しである。

用語解説
  • SASE: セキュア・アクセス・サービス・エッジ。ネットワークおよびセキュリティのアーキテクチャ
  • DCI: データセンター相互接続。データセンター間を結ぶ接続
  • ARR: サブスクリプションおよびサポート契約から生じる年間経常収益