ロイヤル・カリビアン、2026年EPS見通しを17.73-17.87ドルに引き上げで上昇

クルーズ運航大手は、堅調な需要が地政学的要因による予約への圧力を相殺したことで第2四半期利益が市場予想を上回り、通期見通しを引き上げた。一方で、通期の燃料費低下とイールド見通しの軟化が業績見通しに影響した。

要約

ロイヤル・カリビアン株は、2026年の調整後1株利益見通しを17.73-17.87ドルに引き上げたことを受けて上昇した。中央値は17.80ドルと従来の中央値を50セント上回った。第2四半期の調整後EPSは4.21ドルとなり、市場予想の3.98ドルを上回った。売上高は6%増の48億ドルと、ウォール街予想の48億2000万ドルをやや下回った。一方、報告ベースのネットイールドは1.9%上昇し、調整後EBITDAは18億3000万ドル、ロードファクターは110%に達した。Jefferiesによると、消費者需要は引き続き堅調だったが、長引く地政学的緊張による予約への小幅な打撃を織り込み、イールド見通しを約20ベーシスポイント引き下げた。四半期の燃料費は27%増の3億5500万ドルとなったが、ロイヤル・カリビアンは通期の燃料費見通しを13億5000万ドルから約13億4000万ドルに引き下げた。第3四半期については、調整後EPSを6.26-6.36ドルと予想し、市場予想とおおむね一致したほか、売上高8%成長と報告ベースのネットイールド横ばい前後を見込んだ。

用語解説
  • ネットイールド: クルーズ供給能力1単位当たりで得られる収益
  • 調整後EBITDA: 一部の非現金項目や一時要因を除いた利益指標
  • ロードファクター: 船舶がどの程度埋まっているかを示す稼働率