ピーボディ投資家、センチュリオン鉱山の証券集団訴訟で8月24日が期限

Hagens BermanとLevi & Korsinskyの通知は、ピーボディがクイーンズランド州のセンチュリオン原料炭鉱山について、生産・販売・コスト見通しが悪化する前に立ち上げ準備が整っているかのように投資家を誤認させたと主張している。

要約

2024年10月14日から2026年5月4日までの間にピーボディ・エナジーの証券を購入した投資家は、オーストラリア・クイーンズランド州のセンチュリオン地下長壁式原料炭鉱山に関する虚偽記載疑惑に絡む係争中の証券集団訴訟で損害回復を求めることができる可能性がある。主任原告への選任申請期限は2026年8月24日である。Hagens BermanとLevi & Korsinskyの通知によると、ピーボディはセンチュリオンの進捗について投資家やアナリストに過度に楽観的な印象を与え、「予定通り、予算内」で進んでいること、生産開始時期が前倒しになったこと、さらに2026年2月には「文字通り最後のシールド」を設置中で、最高級の原料炭の採掘を開始し、同資産の正味現在価値(NPV)が21億ドルと見込まれると説明していた。原告側は、同鉱山が立ち上げを妨げる機械的、電気的、運用上の問題に直面していたと主張しており、その内容には後に開示された設備故障、湿気による天盤の健全性悪化、位置ずれしたシールド下の床盤軟化、試運転上の課題が含まれる。ピーボディは2026年3月30日、第1四半期のセンチュリオン生産見通しを約70万トンから約25万トンへ引き下げた。続いて5月5日には通期のセンチュリオン出荷・販売見通しを350万トンから250万トンへ下方修正し、原料炭コスト見通しを1トン当たり113ドルから123〜133ドルへ引き上げた。同時に、第1四半期の実際の原料炭コストが1トン当たり142ドル、原料炭部門の調整後EBITDAが700万ドルの赤字だったと報告した。各通知によると、BTU株は3月30日に約9.7%下落し、5月5日にも約5.7〜6%下落した。また、集団訴訟対象期間中の高値39.50ドルから25.00ドルへ、36.7%下落したとされる。

用語解説
  • 主任原告: 証券訴訟で集団を代表するために裁判所が選任する投資家。
  • 長壁式採掘: 機械化された採掘設備と移動式の天盤支保を用いる地下炭鉱の採掘方式。
  • 試運転: 鉱山やプラントを通常操業に向けて準備する試験運転と立ち上げの段階。