リプリミューン株急落、FDAが皮膚がん治験データに懸念 法律事務所が調査開始

Kirby McInerneyは、FDA審査官が同社のRP1試験を「解釈不能」としたことを受け、Replimuneの調査を進めていると明らかにした。この逆風で、同社株は2026年7月28日に38%下落した。

要約

リプリミューン・グループは、2026年7月28日に公表されたFDAのブリーフィング資料で、皮膚がん向けvusolimogene oderparepvec(RP1)の承認申請を支えるため提出された単群の中期試験が「解釈不能」とされたことで、投資家の監視が一段と強まった。FDA審査官は、この試験で用いられた評価方法が「報告された有効性結果の解釈を混乱させ、FDAによる報告結果の検証能力を制限する」と指摘した。リプリミューン株は2026年7月28日、3.28ドル(約38%)安の5.35ドルで取引を終えた。Kirby McInerney LLPは、同社に関連する連邦証券法違反の可能性について調査しているとした。これに先立つ投資家向け法律事務所の発表では、Law Offices of Frank R. Cruzによる同様の調査も示されていた。

用語解説
  • 単群の中期試験: すべての参加者が試験中の治療を受ける臨床試験で、通常は後期試験に進む前に有効性の兆候と安全性を評価するために用いられる。
  • ブリーフィング資料: 規制当局の審査に先立って公表される資料で、医薬品申請に関する当局側と企業側の見解を要約したもの。
  • 連邦証券法違反: 公開市場における開示、売買、投資家保護を定める米国の規則に違反している可能性を指す。