リオ・ティント、上期利益が増加し増配、銅が鉄鉱石の低迷を補完

リオ・ティント、上期利益が増加し増配、銅が鉄鉱石の低迷を補完

2026年上期利益は、商品市況の上昇、生産拡大、オユ・トルゴイ銅鉱山の成長を追い風に大幅増となり、中国に関連する鉄鉱石需要の鈍化があったものの、4年ぶりの高水準となる中間配当を支えた。

ファクトチェック
2026年7月29日付のリオ・ティントの公式プレスリリースは、実質的な要素をすべて確認している。具体的には、上期利益の大幅増益(47%増の67億ドル)、商品市況と生産の改善、オユ・トルゴイ銅鉱山の増産、より高い中間配当(34億ドル、43%増)であり、銅・アルミニウム・リチウムがEBITDAの50%超を占めた。WSJも利益額(66億6000万ドル、前年同期は45億3000万ドル)を独自に確認している。Biggoの見出しは「銅が鉄鉱石の弱さを相殺し4年ぶり高水準」と明示しており、中国に関連する鉄鉱石の弱さという主張の位置付けと一致する。BenzingaとTradingViewは、配当と銅の成長に関する詳細を裏付けている。
要約

リオ・ティントは2026年上期決算で増益を確保し、中間配当を引き上げた。商品価格の上昇、生産増加、銅事業の急成長が、鉄鉱石事業の弱含みを補った。6月までの6カ月間の純利益は前年同期の45億3000万ドルから47%増の66億6000万ドルとなり、基礎的利益は43%増の68億5000万ドルと、市場予想の68億ドルとおおむね一致した。モンゴルのオユ・トルゴイが銅部門のEBITDAを84%押し上げ、グループのフリーキャッシュフローも75%増の38億ドルとなる中、同社は中間配当を1株当たり1.48ドルから2.11ドルへ引き上げ、4年ぶりの高水準とした。

用語解説
  • EBITDA: 利払い前・税引き前・減価償却前利益。
  • ROCE: 使用資本利益率。資本がどれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す指標。
  • Scope 1 and Scope 2 emissions: 事業活動に伴う直接排出と、購入したエネルギーに伴う間接排出。