豪州株が9000を突破、リオ・ティントが4.5%高

ASX 200は3月初旬以来の高値で取引を終えた。CPIの鈍化で豪準備銀行(RBA)への圧力が和らぐ一方、米連邦準備制度の政策決定を前に原油高を背景にリオ・ティント、CSL、ウッドサイドが上昇した。

要約

豪州のASX 200は水曜日、91ポイント(1.0%)高の9,039で取引を終え、3営業日続伸し、3月初旬以来の高値を付けた。年初来3回の利上げ後に公表されたCPIの鈍化を受け、豪準備銀行への圧力が和らいだ。ただ、イランによる米軍への攻撃を受けた米株先物の下落と原油高が上値を抑えた。この日後半に予定される米連邦準備制度の金利判断と記者会見を前に、投資家は慎重姿勢を維持した。上昇はほぼ全業種に広がり、ヘルスケア、小売り、消費者サービス、非耐久消費財が相場を主導した。リオ・ティントは過去4年で最も強い上期利益と、2022年以来最大の中間配当を発表したことを受けて3.7%上昇した。CSLは新たな免疫グロブリン製造プロセスの試験開始を発表し7.2%高、ウッドサイド・エナジーは第2四半期売上高が28%増加し通期見通しを絞り込んだことから1.4%上昇した。4大銀行のうち3行は伸び悩み、上昇したのは1.4%高のANZグループのみだった。

用語解説
  • RBA: 豪州の中央銀行である豪準備銀行(Reserve Bank of Australia)
  • interim dividend: 通期決算の確定前に企業が支払う配当
  • immunoglobulin: 免疫関連疾患の治療に用いられる抗体たんぱく質