ナスダック上場のAIコンテンツプロバイダーは、研究開発費が1440万ドルに急増し、新たなデジタル資産販売事業の拡大に伴って費用も増加したことで、GAAPベースで5070万ドルの純損失を計上した。
Global Mofy AI Limitedは2026年3月31日までの6カ月間の決算を発表し、売上高は前年同期の2670万ドルから49.4%増の3990万ドルとなった。大規模モデル開発企業向けに新たに立ち上げたデジタル資産販売事業に加え、バーチャル技術サービスや生成AIソリューションへの需要拡大が寄与した。会社側によると、外部委託による制作費の増加とデジタル資産の簿価負担により売上原価は110.5%増の3140万ドルに膨らみ、売上総利益は1180万ドルから850万ドルに縮小した。一方、バーチャル技術サービスの粗利益率は28.8%を維持した。営業損失は前年同期の170万ドルの営業利益から5070万ドルの損失に転落し、GAAPベースの純損失も前年同期の500万ドルの純利益に対し5070万ドルとなった。資産減損や株式報酬、ワラント公正価値の変動などを調整した非GAAP純利益は110万ドルだった。研究開発費はGauss AI Labの拡充、Gausspeed生成3Dプラットフォームの高度化、NVIDIA オムニバースとの連携深化を背景に、前年同期の580万ドルから1440万ドルに増加した。2026年3月31日時点の現金および制限付き現金は280万ドルで、2025年度末に実施した私募増資の調達資金に支えられた。経営陣は、Mofy Clipsブランドでの中国閲文集団との継続的な協業や、アフリカの物流プラットフォームWetruck AIへの戦略投資の進展を強調し、これらの支出はAIコンテンツ制作での競争力と、AIGC(AI生成コンテンツ)向け学習データ供給の上流領域での地位強化に必要だと位置づけた。