
トランプ政権は、改革に関する確約を取り付けたとして、議会が計上したGavi向け資金の全額を拠出すると表明する一方、同連合を通じたWHOへの米政府支援は行わない方針も示した。
トランプ政権は水曜日、Gaviワクチンアライアンスに対する2025会計年度および2026会計年度の米国拠出金として、議会が計上した全額6億ドルを即時に拠出すると発表した。政権側によれば、同団体との交渉で改革に関する確約を得たためとしている。同時に、米国はGaviを通じて世界保健機関(WHO)に米政府資金を提供しない方針も明らかにした。 国務省と保健福祉省の共同声明によると、トランプ大統領は昨年、支援再開の条件として、保健福祉長官ロバート・ケネディ・ジュニア氏と国務長官マルコ・ルビオ氏にGaviとの改革交渉を指示した。政権は、この協議によって「ワクチン安全性」の向上と、「ゴールドスタンダード・サイエンス」に沿った同連合の運営につながる確約が得られたとしている。 声明によれば、Gaviは理事会および加盟国と連携し、髄膜炎菌A、5種混合DTP-Hib-HepB、肺炎球菌、B型肝炎の各ワクチンを含む水銀含有ワクチンについて、水銀を含まない代替品への切り替えを進めることで合意した。今回の拠出決定は、ケネディ氏が提起したワクチン安全性への懸念に関連して、以前に資金が一時停止されていたことを受けたものである。