アイオレがHyperliquidのHYPE購入、8月末までに1億円目指す

アイオレがHyperliquidのHYPE購入、8月末までに1億円目指す

米上場のHYPEファンドで資金流入停止の最長記録が続き、大口保有者がトークンを取引所へ移す中、東証上場企業がまず1008万円を投じた。

BTC
HYPE

ファクトチェック
PR TIMESに掲載されたIole/eoleの公式プレスリリースは、デジタル資産トレジャリー(「ネオ・クリプトバンク」)戦略の一環として、HYPEの取得、約1000万円の初回購入、ならびに2026年8月末までに1億円を目指す方針を直接確認している。CoinPostは、7月28日に約1008万円相当の約1,078 HYPEを購入したと独自に伝えており、これは主張にある1008万円という金額と完全に一致する。CoinNessも金額と日付を裏付けている。主張の全要素は、一次情報および補強情報によって支持されている。
要約

アイオレは、HyperliquidのネイティブトークンHYPEを取得したと発表した。日本の上場企業によるHYPE保有の公表としては初の事例だとしている。初回購入は7月28日に実施し、7月29日に公表された。取得量は約1,078 HYPE、取得総額は約1008万円、平均取得価格は1トークン当たり約9,353円だった。アイオレは、市場環境と流動性を見極めながら8月末までに複数回に分けて買い増しし、累計投資額を1億円とする計画である。 今回の購入は、2025年10月に公表した「Neo Crypto Bank Initiative」の一環である。同社は、AIが決済や契約を自律的に処理する経済圏では、ソフトウエアネイティブな決済レールが必要になるとみている。アイオレは、戦略資産として既にビットコインを積み増しており、今回新たにHYPEを中核保有資産に加えたとした。 一方で、HYPEを巡る市場心理は他の分野で弱含んでいる。米国上場の現物HYPEファンドは7月15日以降、資金流入が途絶え、7営業日で資金流出、3営業日で横ばいとなった。この期間の流出額は約2700万ドルに達した。運用資産残高は7月6日の3億7080万ドルから2億5238万ドルへ減少した。大口保有者による取引所へのトークン移動も確認されており、Multicoin Capitalが13万7100 HYPEをCoinbase Primeへ、Selini Capitalに関連するウォレットが49万5473 HYPEをOKXへ送金した。HYPEは木曜日に53.9ドルで取引され、過去30日で19.4%下落し、6月16日に付けた76ドル超の過去最高値からは約29.8%低い水準にある。

用語解説
  • HYPE: Hyperliquidのエコシステム内で利用されるネイティブトークン。
  • on-chain finance: 従来の仲介機関を介さず、ブロックチェーン基盤のネットワーク上で直接行われる金融活動。
  • Layer 1: 独自チェーン上で取引を処理・決済する基盤ブロックチェーンネットワーク。