教育・メディアグループのサノマは、ラーニング事業の成長と買収が売上計上時期のずれやフィンランドの広告低迷を相殺し、2026年上期の調整後営業利益が4640万ユーロだったと発表した。
サノマは、減収ながら利益面でより強い上期決算を受け、2026年の会社計画を据え置いた。2026年上期の純売上高は5億5580万ユーロと前年同期の5億6090万ユーロから減少した一方、調整後営業利益は4330万ユーロから4640万ユーロに増加し、営業利益も1760万ユーロから1920万ユーロに拡大した。会社側によると、ラーニング事業の売上は大幅な第3四半期への期ずれがあったものの、オランダでの学習コンテンツ販売、ポーランドでのデジタルプラットフォーム販売、スペインでのVicens Vives買収に支えられて増加した。一方、メディア・フィンランド事業は主に広告低迷が重荷となった。サノマは引き続き、2026年の純売上高を12億9000万〜13億4000万ユーロ、調整後営業利益を2億500万〜2億2500万ユーロと見込んでいる。社長兼CEOのロブ・コルクマン氏は、調整後営業利益の「段階的な飛躍」に向けて順調に進んでおり、ラーニング事業では第3四半期が決定的で、メディア・フィンランド事業ではフィンランドの広告市場が最大の変動要因になると述べた。