
建材グループのTitanは、米国、トルコ、フランスでの案件完了と新たな自社株買いプログラム開始を受け、利益率の拡大、純利益の増加、安定したレバレッジを報告した。
Titanは2026年上期決算で、売上高が前年同期比6.9%増の14億2000万ユーロ、EBITDAが8.7%増の3億1200万ユーロとなった。中東紛争に伴うエネルギーコスト上昇があったものの、販売数量の増加、価格改善、3件の買収による寄与がこれを相殺した。税金・非支配持分控除後の純利益は1億5320万ユーロ、調整後純利益は16.5%増の1億4660万ユーロとなった。 第2四半期の売上高は13.5%増の7億8360万ユーロ、EBITDAは6.0%増の1億7420万ユーロとなった。力強い6月の業績に加え、オーガニック成長と新規買収事業の寄与が支えとなった。6月末時点の純有利子負債は8億7700万ユーロ、レバレッジはEBITDA比1.4倍だった。これはトルコのTraçim、米国のKeystone、フランスのVracs de l’Estuaireの買収に約7億ユーロを投じた後の水準である。 同社によると、上期売上高の約8000万ユーロ、EBITDAの1300万ユーロは新たに買収した事業からの寄与であった。オーガニック成長も堅調で、全地域で売上高が2四半期連続で増加した。米国事業はフロリダ州Pennsuco工場の長期停止や、イラン紛争に関連した港湾物流の混乱による一時的な逆風に見舞われたが、中部大西洋岸地域ではインフラ、商業案件、データセンター需要が引き続き支えとなった。ギリシャと東地中海は主要な成長市場であり、南東欧は引き続きグループ内で最も高い利益率を確保した。 Titanは2026年通期見通しを引き上げ、現在は売上高が高い1桁台の伸び、EBITDAはそれを上回る伸びとなり、利益率も拡大すると見込んでいる。これは販売数量の増加、価格とコストの関係改善、オーガニック成長と買収の均衡した寄与がけん引する。通期設備投資は3億ユーロから3億5000万ユーロを見込む。さらに同社は、従来計画の終了後、2027年3月31日まで実施する最大2000万ユーロの新たな自社株買いプログラムを開始し、2026年7月7日には1株当たり1.10ユーロの配当を支払った。