米住宅ローン申請件数が減少、30年固定金利は6.76%に上昇

米住宅ローン申請件数が減少、30年固定金利は6.76%に上昇

MBAのデータによると、7月24日終了週の住宅ローン申請件数は全体で6.4%減少した。借入コストが昨年8月以来の高水準となる中、借り換えと住宅購入の需要がともに弱まった。

ファクトチェック
この主張のあらゆる要素は直接裏付けられている。MBAの公式ニュースルーム発表とHousingWireはいずれも、2026年7月24日までの週の申請件数が6.4%減少し、30年固定金利が6.76%と2025年8月以来の高水準となったと伝えている。HousingWireは、借り換え需要の低迷(-10%)と購入需要の低迷(-4%)も確認している。Trading EconomicsとAA.com.trもそれぞれ、金利が6.76%(6.69%から7ベーシスポイント上昇)であることを確認している。数値と評価は主張と完全に一致する。
要約

7月24日終了週の米住宅ローン需要は、高止まりする借入コストを受けて借り換えと住宅購入の双方が減少し、大きく落ち込んだ。米抵当銀行協会(MBA)によると、住宅ローン申請件数を示す市場総合指数(Market Composite Index)は6.4%低下の247.2となり、前週の1.9%上昇を打ち消した。 適合ローン上限額が83万2800ドル以下の30年固定住宅ローンの平均契約金利は、6.69%から6.76%に上昇し、昨年8月以来の高水準となった。15年固定の平均金利も6.04%から6.15%に上昇した。借り換え申請件数は9.9%減の723.1となり、申請全体に占める借り換え比率は41.2%から39.5%に低下した。住宅購入向け申請も減少し、季節調整済み購入指数は3.6%低下の159.8となった。 MBAの副会長兼副チーフエコノミストであるジョエル・カン氏は、金利の持続的な上昇が借り換え需要を大きく圧迫し、政府支援型の借り換えプログラムはさらに大幅に落ち込んだと述べた。今回のデータは、米国債利回りの動きや米連邦準備制度の政策見通しが住宅ローンコストに波及し、住宅購入者の負担可能性を悪化させる一方、既存住宅保有者の借り換えや住み替えの動機を弱めていることを浮き彫りにしている。

用語解説
  • 市場総合指数: 借り換え需要と住宅購入需要を合わせた、MBAによる住宅ローン申請活動全体の指標。
  • 適合ローン: 米国の通常の住宅ローン市場における標準的な融資額の上限内に収まる住宅ローン。
  • 借り換え比率: 既存の住宅ローンを借り換える申請者が、住宅ローン申請全体に占める割合。