MARUWA、2027年3月期の営業利益予想を35%上方修正し337億円

日本の電子部品メーカーであるMARUWAは、次世代通信向け放熱基板や半導体向け石英ガラス製品の需要拡大を受け、売上高と営業利益の見通しを引き上げた。配当予想は据え置いた。

要約

MARUWAは2027年3月期の連結営業利益予想を337億円とし、前期比35%増、従来予想の297億円を40億円上回る水準に引き上げた。売上高は933億円を見込み、前年同期比25%増、従来予想の841億円を92億円上回る。会社側によると、見通し修正の主因は、半導体製造装置向け石英ガラス部品を含む汎用メモリー関連製品の需要が2026年7〜9月期の第2四半期から本格的に拡大すると見込まれることである。年間配当予想は1株当たり110円で据え置き、前期比では8円増とした。一方、為替変動の影響を合理的に見積もれないとして、通期の経常利益と純利益の予想は開示しなかった。4〜9月期の第2四半期累計見通しも、売上高422億円、営業利益148億円に引き上げた。2026年4〜6月期は、次世代高速通信向け放熱基板の需要に支えられ、売上高が12%増の192億円、純利益が15%増の44億円となった。

用語解説
  • 放熱基板: 電子機器の熱を拡散・放出する材料。
  • 石英ガラス部品: 半導体製造装置で使用される高純度ガラス部品。
  • 汎用メモリー: 主流のコンピューティング機器や電子機器で広く使われるメモリーチップ。