新東方、Q4売上高が23%増 FY2027の株主還元策を承認

新東方、Q4売上高が23%増 FY2027の株主還元策を承認

中国の教育サービス企業である新東方は売上高予想を上回り、FY2027の成長率を14%〜18%と見通した。5億ドルの配当・自社株買い計画を承認し、決算を受けてアナリストの目標株価も引き上げられた。

要約

新東方教育科技集団は、2026年度第4四半期の売上高が15億3000万ドルとなり、前年同期比23%増加したと発表した。これは同社が示していた15%〜18%の成長見通しを上回る水準であり、営業損益も前年同期の870万ドルの損失から8580万ドルの黒字に転換した。株主帰属純利益は775.8%増の6220万ドルとなった。2027年度については、売上高を64億5390万〜66億8030万ドルと見込み、約14%〜18%の成長を示唆し、市場予想を上回った。取締役会はまた、約3億ドルの現金配当と、今後12カ月で最大2億ドルの新たな自社株買い枠から成る2027年度の株主還元策を承認した。決算発表後、新東方の香港上場株は一時18.19%上昇し、7月30日に47.18香港ドルで取引を終えた。ゴールドマン・サックスが目標株価を50香港ドルから55香港ドルに引き上げ、買い判断を維持したほか、米国上場株の目標株価も65ドルから70ドルに引き上げた。シティは75ドルの目標株価で買いを再表明し、モルガン・スタンレーは58ドルの目標株価でイコールウエートを維持した。

用語解説
  • ADS: 米国で上場される外国株式を表章する米国預託株式
  • Non-GAAP: 特定の会計項目や一時要因を除外した調整後の財務指標
  • Share repurchase: 企業が自社株を買い戻すこと。通常は株主還元のために行われる