この人事により、政府機関や重要インフラ顧客向けのアブダビ拠点産業AIグループ構想に、取締役会レベルのガバナンス、セキュリティ、コンプライアンス監督が加わる。
Robo.ai Inc.は、インターポールの元総裁であるアハメド・ナセル・アル・ライシ博士が、同社の設立予定子会社Alif Holdingの会長に即日付で就任したと発表した。これにより、アブダビに本拠を置く同グループが中東および世界市場の政府機関、公共部門、企業顧客への提供体制を整える中で、ガバナンス、セキュリティ、コンプライアンス監督が強化される。 今回の人事は、Robo.aiが先に打ち出した、インテリジェント・ソフトウェアとインテリジェント機器を中核とする産業向け先端技術グループとしてAlif Holdingを立ち上げる計画を踏まえたものだ。同社によれば、この事業はアブダビ拠点のEleven International Holdingsとの合弁契約を通じて提案されており、Robo.aiが過半を保有する予定である。UAEでAIシステムの開発、統合、製造を行い、エネルギー、石油・ガス、港湾、公共安全、公益事業、鉱業、輸送、スマートシティ、重要インフラ分野への展開を目指す。 Robo.aiによれば、アル・ライシ氏は公共サービスのデジタル変革とデジタル・セキュリティ・ガバナンスで40年超の経験を有し、データコンプライアンス、越境デジタルリスク管理、政府級AIセキュリティ枠組みに関する専門性を備える。2021年から2025年までインターポール総裁を務め、現在はRobo.ai子会社Neurovia AIの会長でもある。Alif Holdingの会長としては取締役会を率い、長期戦略、ガバナンス、リスク、コンプライアンス基準に関する指針を示す。 Alif Holdingは「Building Intelligent Industries」を掲げて開発が進められており、「Made in UAE」製造を軸とする技術中立かつオープンアーキテクチャのアプローチを採用する。Robo.aiはこのプロジェクトをUAE国家人工知能戦略2031に関連付けており、これまでに、実績ある世界の技術の取得、それらを統合した統一プラットフォームの構築、アブダビでのエンジニアリング・組立・生産能力の整備、地域および世界市場への拡大をロードマップに盛り込んでいると説明していた。