復星国際、2026年上期利益は127%~172%増の見通し

香港上場の同社は、ヘルスケア、保険・金融、カルチャーツーリズム・消費の中核事業が回復を支え、帰属利益が15億元~18億元に達するとの見通しを示した。

要約

復星国際の株価は7月30日の取引序盤に上昇した。会社が好調な利益予想を公表したことを受け、取材時点では4.75香港ドルと6.98%高で推移し、日中には7%超上昇する場面もあった。同社は、2026年上期の親会社株主に帰属する利益が約15億元~18億元となり、前年同期の約6.6億元から約127%~172%増加する見通しだとした。復星は、この増加について、中核産業の強靭性、事業運営の質の改善、産業運営利益の前年同期比での大幅増が要因だと説明した。同グループは、非中核・非戦略資産の売却による事業の効率化と強化、負債削減を進めるとともに、医薬・ヘルスケア、保険・金融、カルチャーツーリズム・消費を含む中核事業に資源を集中しているとした。さらに同社は、2026年初来、主要事業セグメントが堅調な勢いを維持しており、その一因として観光と消費活動の継続的な回復を挙げた。復星は2026年3月末に発表した通期決算で配当を घोषितしなかったほか、比較対象となる2025年期中にも中間配当を実施していない。一方、2025年3月末に発表した決算では1株当たり0.02香港ドルの期末配当を支払った。

用語解説
  • 親会社株主に帰属する利益: その他の持分を考慮した後、親会社の株主に配分される当期純利益
  • 利益予想の上方示唆: 企業が、前期や市場予想と比べて大きく異なる利益見通しを示す発表
  • 資産ポートフォリオ: 企業が保有・運用する事業や投資の集合体