K33、7月のビットコイン現物取引高は2023年11月以来の低水準と指摘

K33、7月のビットコイン現物取引高は2023年11月以来の低水準と指摘

ビットコインの現物取引は総じて低調なままで、バイナンスやその他の主要中央集権型取引所における7日平均出来高は、米連邦準備制度の判断が割れた利上げ決定の前後で数カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。

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ファクトチェック
k33.comに掲載されたK33 Researchの元記事は、「1日当たり平均スポット取引高は22億ドルに達し、2023年11月以来の低水準となった」と明記しており、主張の中核となる数値と完全に一致している。複数の独立した二次情報源(Crypto Briefing、Bitcoin Foundation、CoinNess)も、同じ1日当たり22億ドルのスポット取引高と「2023年11月以来の低水準」という表現をK33に帰属させている。加えて、CME (Chicago Mercantile Exchange)先物の建玉低迷や、収益圧力を示唆する取引所閉鎖に関する裏付け情報も伝えている。この主張は一次情報源と完全に整合している。
要約

ビットコインの現物取引活動は7月下旬にかけても低調で、主要な中央集権型取引所全体で7日平均出来高が数カ月ぶりの低水準に低下した。市場の弱さが単一の取引所に限られず、広範に及んでいることを裏付けている。バイナンスのビットコイン現物出来高は7月29日に約11億6000万ドルまで落ち込み、2025年10月以来の低水準となった。一方、16超の他の中央集権型取引所の合計出来高は37億ドルに減少し、2024年7月以来の低水準を記録した。この結果、バイナンスは追跡対象の他取引所出来高に対して約31%、観測された総活動の約24%を占めた。最新データは、7月のビットコイン現物取引が2023年11月以来で最も低調な月になる公算が大きく、1日平均現物出来高は約22億ドルになるとのK33 Researchの従来見解を補強している。こうした軟調な取引環境は、デリバティブでの慎重なポジショニングや鈍い機関投資家資金フローとも重なっている。CME (Chicago Mercantile Exchange)で取引されるビットコイン先物の建玉は複数年ぶりの低水準近辺で推移し、無期限先物の建玉は30万BTC前後で横ばいとなった。米国の現物ビットコインETFへの7月1日から7月29日までの純流入は約2億500万ドルにとどまり、5月と6月の流出後としては、過去最小の月間純流入となるペースである。今回の停滞は、米連邦準備制度が9対3で政策金利の誘導目標を3.50%〜3.75%に据え置き、3人のメンバーが25ベーシスポイントの引き上げを支持した決定とも時期が重なった。もっとも、取引所データは7日平均に基づくため、落ち込みを米連邦準備制度の会合だけに結び付けることはできない。それでも、月内の重要なマクロイベントの一つを前にしても回復が見られなかったことは、リスク資産の流動性環境を巡る不確実性の中で、トレーダーがなお慎重姿勢を維持していることを示唆する。

用語解説
  • 現物出来高: 資産をその場で売買する市場における取引量。
  • 建玉: 未決済または未清算のまま残っているデリバティブ契約の総数。
  • 無期限先物: 満期日がなく、資産価格に連動する仮想通貨デリバティブ契約。