速報値で、2025年1-3月期以来の強い四半期成長となった。多国籍企業の比重が大きい情報通信分野がけん引し、ユーロ圏の成長率も予想を上回る0.4%となった。
速報値によると、アイルランド経済は2026年4-6月期に前期比3.9%成長し、前四半期の7.0%縮小から反転、2四半期続いた景気後退に終止符を打った。反発の幅は2025年1-3月期以来で最大となり、主因は多国籍企業が主導する情報通信部門の成長であった。この部門はアイルランドの名目GDPを大きく変動させる主要因でもある。前年同期比では、4-6月期のGDPはなお1.6%減だったが、1-3月期の13%減から改善し、3四半期連続のマイナス成長となった。アイルランドの急回復はユーロ圏GDPの押し上げにも寄与し、EU統計局ユーロスタットによると、21カ国から成る通貨圏の4-6月期成長率は前期比0.4%と、ロイター調査の予想0.2%を上回った。