
リヤドは約50カ国が協議に参加し、14カ国がバブ・エル・マンデブ海峡、紅海、アデン湾の安全確保に向けた連合を支持したと表明した。一方、ホルムズ海峡と紅海でタンカーの航行が続いたことで、目先の供給不安は和らいだ。
サウジアラビアは、フーシ派による攻撃とサウジ関連船舶への封鎖威嚇が相次いだことを受け、リヤドで開かれた各国会合で、バブ・エル・マンデブ海峡、紅海、アデン湾の航路を守る多国籍の海上安全保障連合が協議されたと明らかにした。サウジ当局によれば、会合には約50カ国が参加し、14カ国がこの取り組みを支持した。一方、別の報道では43カ国が協議に加わったとされた。原油価格は、ホルムズ海峡でタンカー航行が続き、紅海の海運にも一部改善がみられたことで、当面の供給不安が和らぎ下落した。北海ブレントは1.03ドル(1.2%)安の1バレル88ドル、WTIは1.50ドル(1.8%)安の82.09ドルとなり、前日に6%超上昇した反動が出た。反落後も、運賃と保険料の上昇が原油価格に地政学的リスクプレミアムを織り込ませており、両指標とも月間では約20%の上昇ペースを維持している。